鳥取市議会 2020-12-01 令和2年 12月定例会(第7号) 本文
公立小・中学校の教職員数は、学級数に応じて決まる基礎定数と、少人数指導やいじめ対応など政策目的に応じて配分する加配定数に分かれています。小2については、現在、教員の加配により1クラス35人以下になるよう編成されていますが、21年度は、この加配定数を基礎定数に振り替えることで対応するため、教職員の人件費への影響はないとのことです。 公明党は、30人以下の少人数学級を一貫して推進してきました。
公立小・中学校の教職員数は、学級数に応じて決まる基礎定数と、少人数指導やいじめ対応など政策目的に応じて配分する加配定数に分かれています。小2については、現在、教員の加配により1クラス35人以下になるよう編成されていますが、21年度は、この加配定数を基礎定数に振り替えることで対応するため、教職員の人件費への影響はないとのことです。 公明党は、30人以下の少人数学級を一貫して推進してきました。
自由民主党教育再生実行本部における決議文においても、義務教育段階において個別最適な学びを実現するとともに、全ての子供たちの学びを保障するため、30人学級の取組を段階的かつ計画的に進める観点から、義務標準法を改正し、基礎定数及び加配定数の改善を図ること。そのための財政措置について、令和3年度予算の編成過程で検討し、成案を得ること。
教員の学校に対する教員数の基準でございますけども、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律、略して標準法と呼んでおりますが、それらによって学校の教職員の定数については、学級数に応じて配置する基礎定数と呼んでいますが、校長先生や教頭先生、養護の先生なんかも含みます。その基礎定数と教育上の特別な配慮などの目的で予算措置され配置する加配定数ということで、基本的に成り立っています。
そういうところで、ぜひ基礎定数の見直しをお願いしたいと言うことを継続していくしかないのではないかと思っております。どうぞよろしくお願いします。 ○3番(佐藤博英君) 今のいう、そのとおりなんです。私たちが子どものころは、先生は1日4こま、4時間やればよかった。今、もう5時間、6時間です。本当に、だからその当時は、先生にも余裕あったし、子どもたちにも余裕あった。
教職員定数の改善・充実のための中長期的な計画を策定し、法改正を伴う少人数学級の早期拡充により基礎定数を確保することで、計画的・安定的な教職員配置を図ることが喫緊の課題である。 よって、国、政府に対し、平成29年度政府教育予算の充実及び教職員の定数確保を求めるよう、意見書をもって要請することを提案する。
35人以下学級について、昨年、義務標準法が改正され、小学校1年生の基礎定数化が図られたものの、今年度、小学校2年生については加配措置にとどまっています。子どもたちが全国どこに住んでいても、機会均等に一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。しかし、教育予算について、GDPに占める教育費の割合はOECD加盟国(28カ国)の中で日本は最下位となっています。
国においては、小学校1年生の基礎定数が35人とされたことは大きな前進ですが、小学校2年生には教員の加配措置での対応にとどまっています。基礎定数の改善ではなくして加配による教員の増員だけでは、次年度以降の採用の見通しが立たず、非正規としての採用にもつながってしまいます。